少年野球漫画の功罪

ダイヤのA」に代表される、少年野球ものの漫画について。
当たり前だけど、描写はプレイが中心。
それを目いっぱい美しく描くから、いいとこ取りの次元で良く見えるのは自然なこと。
野球人気に一役買ってるのはいうまでもない。
半面、へたに上下関係を美化しているから、そのことまで悪しき意味でスタンダードになってしまっている。
_馬鹿馬鹿しいと思わない?1個か二個上の先輩さんにへーこらして、へたに丁寧語でしゃべらされて_


いまも甲子園では、「熱戦」が行われてるけど、今年で出色なのは、特別枠の学校が野球馬鹿の学校に勝ってることだ。
_どっちが勝とうと、マスコミはむやみやたらに美化するけど_
それにしても、野球ゴロがまかり通り、また、聞いた話しでは、校内で先輩さんを見かけた後輩君は、姿が見えなくなるまで頭下げてなければいけないという、そんな話は一つとして載せない大新聞は、どうかしてる、今に始まった話じゃないけど。
ただ、80年代の甲子園を席巻したPL学園、かつては1000人以上いたけどいまは全校生徒が300人くらいだと。なので人文字が満足にできないらしい。この学校は「後輩いじめ」が伝統だそうな。マスコミが美化するだけでは生徒は来ないし、彼らも大新聞が思うほど馬鹿じゃない、ってことか。

そういえば、去年、中学生を練習で死なせて、いわずとも辞退するのが筋なのにそれでも臆面もなく試合には出場したんだっけ。でも甲子園は近くて遠かった____
muramasa