安倍内閣 2

さきの統一地方選挙、ご存知のとおり、自民党は退潮、あとは民主党の一人勝ちでした。
とりあえず、下記の記事をご覧ください。


統一地方選挙は終わった____日本共産党よ、これでいいのか

統一地方選挙が終わり、自民党は退潮、民主党が一人勝ち、公明党は現状維持もしくは微増、社民党は現況を考えれば大健闘、といえようか。
日本共産党は、敗北した、といってよかろう。

http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/f_kaihyou/

また、今回の選挙に対する、公式声明は下記URL.

http://www.jcp.or.jp/giin/senkyo/2007issei/20070409_seimei.html

http://www.jcp.or.jp/giin/senkyo/2007issei_2/20070423_seimei.html

自画自賛、自己無謬、といって差し支えない。
反共攻撃のやれ中傷のはいまに始まった話ではない。
また、大マスコミが可能な限り黙殺するのも、同じ。
確かに、「二大政党」へと意図的にミスリードするマスコミの所為であるところは大きい。
しかし、もっとエッセンシャルな部分に問題があると思うのだ。
ほかでもない、組織の弱体化だ。
拙稿は、そこに言及したく思っている。

大マスコミが可能な限り黙殺したところで、この党をわかる人はわかるから、いつの日も一定数、入党しているはずだ。
にもかかわらず、なぜ20年前と比べて、党員が2割減り、党の主な収入源である機関紙の読者が、半減するのか___

口悪く言えば、「釣った魚にえさを」やらないから。
これでは、何かしらの希望を以って入党した人も、逃げてしまう。
それから、党指導部が、党員に対して、「共産主義」や「科学的社会主義」への「観」を持つように指導しないからだ。
ただ唱えるだけなら、「ナムアミダブツ」で充分。
科学、など必要ない。
ゆえに、「観」を党員の大半が持たないから、必ずしも「科学的」なものでなくても、
ちょっとでも他に「善」めいたおためごかしを感じたら、離れてしまう。
また、この党は、民主集中制、を半ば自慢しているが、盲信者が集まったところで、自己礼賛で終わるだけだ。
これでは、後からこの党に入った人は、嫌気がさす。
まして価値観の多様化が進んだ21世紀だ。
そして、革新政党のピーク時から、時が経ち、当時の活動家など、盲信度の強い人たちが、いなくなったことも
一因だろう。
彼らとて、不老長寿ではない。
永遠に生きることはできないのだから。

これらの現実を日本共産党に突きつけたところで、「反共攻撃」と拒絶するだけだろう。
だが私はかまわない。
自己無謬を決め込んで、拙稿を攻撃するならそれはそれでよし。
しかしながら、このまま弱体化がすすんで、ミニ政党化してしまい、極論、非合法化されたら、
日本共産党の支持者である社会的弱者は、
「隣に行って、荒縄借りて・・・」
となるだけなのだ。
日本共産党よ、それでもいいのか?
へたに外面ばかり良くしても、決して党勢は拡大しないだろう。
支持者以外の有権者たちは、あしき意味でのみ、見抜いているのだから。


蛇足だが、左翼少年の加入から離脱までを描いた、
新井流時著 「凍てついた時、封じこめた時」という小説がある。
彼のような離脱者が増え続ける限り、貴党は衰微してゆくだけなのだ。


muramasaが投稿を断られた記事です。

でも今回の、テーマは、安倍内閣2.
沖縄補欠選を、全力投入して、勝ったから、ということで舞い上がっていますが、
2ヵ月後、どうなることやら。
勝てない、ということだけは間違いないでしょう。
まして6年前の純ちゃんブームで獲得した議席
さてはて、そんな安倍内閣に、我々が辛辣なメッセージを、送ってあげましょう・・・
<ホントに官邸の目に留まったりして>
inferno4eva