幻想抱ける金額

昔、「ヒャックマン」てな番組企画があって、このお人に、剣道の試合をして勝ったら、100万円もらえる、というものだった。
腕に覚えのあるお人たちが挑戦するのだが、5段レベルのそこそこ強いヒャックマンには、なかなか勝てない、もっといえば、当然のように審判が手心をヒャックマンに加えていた。
100万円・・・・
オレオレ詐欺で、馬鹿な若者が週休一回で、毎日みたいに日に動かす金額も、これくらいか。
_でもその馬鹿どもの手取りは月20万くらいだと_
で、テーマに踏み込めば、実感としては、手に入りそうで手に入らない金額だ。また、手にしたところで、何かしら消費して、気がつけばなくなってる・・・というのも現実。
そんな私がいま、100万を手にしたら、まず、何より、株式会社をつくっちゃう。登記するだけでよければ、理論上20万そこらあればできる。何でつくりたいかって?合同会社オーソリティーのなさをいやというほど味わったから。やっぱり、たとえ一円会社でも、株式会社のほうが聞こえがいいのは確かだ。調子に乗って、仮称も発表しておこう、
「時王出版株式会社」。
まだヨタの段階なので、真に受けないように。


翻って、協力(共同)出版なのだが、そんなもんで出す金があったら、ホント前述のとおり、会社つくっちゃう。ついでに社屋も、借り直すわ。
これで出したい人は、出せばいいんじゃないか?新風舎でも文芸社でも、ここらから出せば、アマゾンやセブンアンドアイでも、「書名」は出る。図書コードゆえんだ。でもそれだけのために7桁の金を使うのはどうかと思う。
_赤詐欺の小道具として使うならさほど高い経費でもなかろうけど_
でも新風舎の計画倒産は、今後の出版界に悪影響を及ぼすと思う。とりわけ、何かしらの法規制を招くおそれがある。
例えば、一社あたりの著書数の制限とか・・・
パルプの無駄遣いを防ぐには法規制もいいかもしれないが_____
kimitoki