さあ明日は選挙

皮肉なことに、自民党が恒久支配を狙って導入したはずの、小選挙区制度が、自らの首を絞める結果を招く模様。
ただし、民主党は、決して民主主義と縁深い政党ではない。
明言できるのは、「反共」政党だ、ということ。
利権政党なのは、いうまでもない。
へたしなくて、極右。
ただ、我々に言わせれば、自民党の敗北及び退嬰は、それはそれで歓迎するべきこと。
しかしながら「民主党」にかんしては、この国の支配層に言わせれば、「いいガス抜き」なんじゃないか?もっといえば、目くらまし。
何のことはない、お古の、金属疲労を起こした保守政党から、おニューの保守政党、反動イデオロギーのおまけつきに、政権党が変わるだけのこと。
保守政党が牛耳ることに、変わりはない。
ただ、治安の重強化と旧悪の追及だけでは、せいぜい人気が三ヶ月そこらしか持たないことははっきりしている。
日本国の政党政治の流れは、「社公合意」が、決定づけている。
「革新」もしくは世の中を変えようという政党が、政権を握れないことは、決定事項、と言い放っても差し支えないのだ。
なので大きくは変わらない。
ただせめて、ヒトラーがやったように、初期くらいは、失業率低減、福祉拡充、治安の安定などを図ってほしいものだ。あと、教育に関しては、管理教育を捨てる努力を、望みたい。さもないとこの国、あと20年もしたら、思考判断のできない者だらけの、「白痴の国」になってしまう。

inferno4

追記 折角だから我々は、共産党に、投票してやろう。
ここがこの国の政党の中では、一番まともだから。