少し早いけど、忘年会&反省会&クリ●○ス 2

ちゃぶ台を見上げれば、ひとりの、全裸の女が吊られていた、もちろん首ではない。
高く吊られていたのは、両手首だった。
推定身長175センチ、Gカップくらい。ウエストは、60台か。ヒップは、90前後。
整った顔立ちをしていた。伏し目に、俯くさまが、嗜虐欲をどことなし、そそる・・・
よく見ると足首には、手錠がはめられていた。
この女は、やがて来る、来場者を、吊られたまま、待った。


時に、19時過ぎ。
4人がいっせいにふすまを開けて、入室した。
恥ずかしさに女は、顔を背ける。
開口一番kimitokiが、
「いい女だな」
osadaが喜色ばむ。BJは、こんなもんか、って表情で、muramasaだけが、渋面を浮かべていた。
4人は女の前で、ナチス式もしくは古代ローマ式敬礼をした。
「ハイル・ペニス!」
「ハイル・キミトキ!」
二つ目のせりふを口にしたのは、一名だけ。
それぞれ、自身が最適と思った席に着くのだが、
「一人くらい、第二声に同調してくれても、いいんでない?」
kimitokiのぼやきに、BJが、
「何か言ったか?」
引きつり笑うエースに向かってosadaは、
「席替わるなら、口にしてやるよ」
「やだやだやだ〜」
おっぱいフェチの男が、応じるはずはなかった。
muramasa「今日は、ひとりか・・・」
kimitoki「景気対策を何もせん、鳩を恨め。何はともあれ、乾杯!」
4人はひざ立ちになって、女の腰のあたりで、乾杯した。
inferno4