とんびにあぶらげ

今日の、衆議院の選挙制度は小選挙区＋ブロック別比例代表
だけど、これが成立したのは、たしか１９９４年。
成立当時は、「民主主義の死」とか、自民党の恒久支配を狙ったものとは、よく言われた。
しかしながらそれは、自民党が与党でいられる時間を延長したにすぎなかった。
小選挙区になってから一度も、自民党は単独政権につくことはなかった。逆に「パートナー」だった公明党に体力を奪われ、純ちゃんに自民党を壊されで、どうしようもなくなった。
そしてついに、貧弱な党基盤しか持たない民主党に、政権を奪取され、野党に転落、いよいよ弱体化した・・・
民主党に、政権を譲るために、小選挙区を導入したようなものだった。

かくして、とんびにあぶらげをかっさらわれたとんまなたぬきは、飢え死にするだけだった・・・？
＿犬かもしれないけどまいっか。＿
muramasa