スアレスを見習おう

サッカーウルグアイ代表ルイス・スアレスのこと。
彼がW杯準々決勝で、ゴール前にて故意に犯したハンドがもとで、チームはベスト4に残った。
逆にガーナは、「アフリカ勢初」のベスト4を逃した。
いかさま博打に負けたも同然のガーナだった。
「A・ギャンはPKしくじったんだから」
としたり顔でけなすのは容易いが、いかさまですって、気持ちが揺れない者はそうそういない。
まして「国」がかかれば_____


結果的に、ウルグアイは4位、スアレスのいかさまがもとで、FIFAもようやく、ゴール規定の見直しに着手した模様。
また、そのスアレスだが、W杯三位決定戦でも、試合終了間際にシミュレーションをやって、ゴール前でFKを獲得した。
もっとも、結果はペナルティエリアのすぐ前でFKを蹴ったフォルランクロスバーに当ててしまい、強いくせに汚いウルグアイは、4位止まり。一点差での敗戦だった。
もしも、フォルランのFKの軌道が、あとボール一個分低かったら、延長戦にもつれたわけで、その時にはまた、スアレスの「ファインセーブ」が見れたかも、しれなかった_____


そんなナチスドイツみたいなスアレスを、所属先のアヤックスでは、「シミュレーションの達人」として名をはせている彼を我々はいかに見習うか_____
というのが、今回のテーマ。
inferno4