甦る復讐者

アランのこと。
第5話だけど、世界連盟からBFSに派遣されていたアランは、「フラレンス全滅」と聞き、悲嘆に暮れ、
殺された家族の復讐を、とばかりにマリンや月影にパルサバーンへの同乗をせがむ。
しかしそれは当然却下される。
彼に出来たことは、
「あきらめろ」
と無神経なひと言を投げかけたマリンに八つ当たりすることだけだった。
でもそれではおさまらない彼は、勝手にキャタレンジャーに搭乗、アルデバロンの破壊者、
メガドーザー(そのまんまだって)に単身突っ込むものの、逆に打ち落とされかける。
それでもって、「勝手な行動は死刑」とばかりに
世界連盟の(地球連盟、ともいってたぞ)軍法会議では「死刑」。
家族の復讐を・・・願いむなしくコールドスリープにされたアラン。
声はたしか古川登志夫
_このアニメ、ほんとゲストがすごい_


翻って、いまの僕は、アランに同じく、失った、かつての僕のために、復讐に燃えている。
そう、心無い、「同級生」「教師」共への。
ただ、そのすべを銃刀器に頼るほど、愚かではないつもり。
折角ペン(あえてこう言います)という名の妖刀があるのだから、使わない手はない。
確かに、何をやろうと、時は還ってこない。
でもせめて、かつて、心無い者共に叩き潰され葬られ無念の涙を流した、かつての僕自身を
敵に報復することで、弔うことはできる。
muramasa