九分九厘間違いないこと

畠山鈴香」による長女殺しは、未必の故意だ、ということ。
おそらくは、計画的に殺そうとして、殺したわけではない。
でも男子を殺したのは、きっと口封じ。


各種報道を見た限りで判断すれば、前記の結論に達する。
「男とまぐわうのに彩香が邪魔だから、殺してしまえ」
とのっけから思っていたなら、わざわざ橋上の景色を見せたりせずに、さっさと橋の上から放り投げてしまえば、よかったこと。
下手人に言わせれば、「娘へのサービス」のつもりだったのだろう。ところが、思った以上に長女にはいいもので、適当な間合いで引き上げようと思っていたのが、
「ずっと見たい〜」
とでもごねて、そこから離れようとしなかったから、日ごろの娘に対するいろいろなマイナス感情が噴出して、つい、
「うるさい!」
と突き飛ばした・・・
こんなところだろう。
だからといって、死刑にしたがってる連中が、情状酌量の材料にすることはきっとない。
_特撮ヒーローでもない限り、橋の上から突き飛ばせばどうなるかくらいわかりそうなものだから_
保険金はかけてなかったみたいだけど、ただ、どう逆立ちしても、逆上ついでに救命行為をさぼって、車でさっさと行ったのは、救いがたい・・・


だったら、「畠山鈴香」の、事件後の一連の行為はどう説明するのか?ということになるけど、
殺人行為をごまかす意図もあったろうけど、何より、彼女の良心といかれた心(妄想、で差し支えないかも)が入り混じったゆえ、であろう。
_心の奥では、「自分を罰してほしい」と思ったのかもしれない。_
だから、「悲劇のヒロイン」になりきれなかったのだ。もしなり切っていたら、今頃、ブタ箱どころか本好きとのことだから、何かしら本でも出して、印税稼ぎまくって、パチンコ三昧男三昧だったかもしれない。
もっとも現在ご当人は、「極刑」を望んでいるそうだが、照る照る坊主から無縁仏になるのは勝手。
実際、小林薫は、裁判長を挑発して、「死刑」判決を勝ち得たことだし。
ただ、死刑にする前に、彼女にどうにかして(半生を)手記でいいから残させるべきだ。
彼女についた弁護士に、「サンプルケースを残したくはないか」と働きかける他なかろうか。


私は、簡単に絞首刑にするのではなく、「終身刑」にでもして、「死んだ子の年を数える」生を課すべきだとは思うが、いかがだろう。
BJ