ポチサッカーの行方は。。。

ぼくには、やはり、言われた以上のことをしてはいけない「ポチ」サッカーにしか、見えない。
ポチに、思考判断を求める飼い主は、まずいないだろう。
言うことをきかないポチは、飼い主によっては蹴られ殴られ、最悪殺される・・・
言いたいことは、わかるだろうか?
創造力と無縁だ、ということだ。
イビチャ・オシムが監督だった頃は、チームの総体的な「思考」は、垣間見えた。
しかし、選手個々の「思考」までは、見えなかった、ついでに意思も。
考えてみなくて、幼少のころから「指導者」の言うとおりしなければ憎まれ嫌われするのは、この国では「学校」ばかりではなく、サッカーを含めた「スポーツ」でも、同じなのでは?
それでもって「創造」を求めるのは、ないものねだりというか、無理難題ではなかろうか?
やれ「創意工夫」の「可能性」の口にしていたり実践していたら、駆逐されるのが、精一杯だろう・・・
FW連中で、結果を恐れない勇気が見えた選手って、三浦カズとドラゴン久保以外、誰かいた?
プールサイダーには、前線の選手が最も「創造」を求められると見えるけど!?
いないからミドルシュートどころか、ペナルティエリアでボール回して、失敗が怖いからシュートが打てずに、挙句敵のディフェンダーに、ボールとられて・・・
シュート打っても、その打つころには相手は人数かけてきっちり対応。いつまで経っても点は入りません・・・何か減点主義のスポーツならよかったのに、ってか?


でも、現在の、概ね体育会系指導者様は、理屈じゃないはずだから、思い通りにならないであろう、創意工夫の意思があるプレイヤーは、蹴飛ばして、ぽい。
大人になって、「創造的なプレイ」なんて、無理な相談。
子供の頃からさせてないのに、どーやってプレイを創るの?SMじゃあるまいし。


この「創意工夫」に関する問題はきっと根が深い。
ただ、明言できるのは、「サッカー指導」を現在スポーツビジネスにしている者たちを駆逐して、簡単に言えば三浦カズがものの教え方を覚えたような感じのお人を指導者にして、前者と入れ替えない限り、「創造的なプレイ」なんて、笑えないジョークでしかない。


やれ戦術のやれスタイルのは、後でいいはずだけど、それにしたって、指導の根本を変えない限り、いつまでたっても日本代表は、「テクニックだけがあるへっぽこチーム」のまま。
今の選手たちはともかく、将来は、過保護な、管理サッカーから解き放たれた選手たちがあふれた時、岡ちゃんの「W杯ベスト4」も、現実味を帯びてくるはずだから、それに期待しよう。
muramasa