あまりできなかった恩返し

ぼくが頑張らなかったからだ、と言われれば返す言葉がない。
それでも、このブログで、斎藤喜博、というお人を知った人は少なからずいる、と確信している。
ぼくによき意味で「人を変える」力はない。
ただ、心の師、と位置づけるこのお人が、かつて自身を完全否定され、生きる気力さえなくしていたぼくに、
「生きることの意味」
を教えてくれ、生きる気にさせてくれたように、
「君の可能性」
なり「未来誕生」なりのご著書を目にする人が増えれば、少なくとも絶望の中でも希望、平たく言えば死中に活、さえ拾う人が多々出てきたはずだ。
そういった意味ではあまり、恩返しができなかった。


現今も、管理教育はまかり通り、結果、思考力のない若者を量産、社会に輩出?している。
ヒトラーでさえ詰め込み教育には反対した、といわれる(いうこととやることは違ったみたいだ)けど、日本国の、似非教育は、今も「車輪の下」の頃と変わらない。もっといえば、100年前のドイツ並みなのだ。


嘆かずには、いられない。。。
muramasa